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自宅でもできるMyスクールレッスン
今月のワンポイントレッスン~お家でできるMyスクール~
2008年12月

絵で見るアテレコの手順

声優の職業と言えば、アニメ(洋画)声優・ナレーション・CM・ラジオなど色々ありますね!!その職業の中の1つとしてアニメのアテレコの手順についてみていきたいと思います。
アテレコとはアフレコ(映画やテレビドラマなどで、台詞を撮影後に録音すること。アニメの場合でもアフレコという場合があります。)から派生した言葉であり、台詞にあわせて声をあてて、レコーディングすることです。そして、アニメは制作から収録まで約1年かかり、アテレコは最終段階の作業に位置します。洋画はすでにできている作品を吹き替えます。それでは、基本的なアフレコの手順についてみてみましょう!!

1、台本配布

 台本は本番1週間前に郵送されます。それをもとに声優さんは家で読み込むなどして練習します。当日までに映像ができていればそのビデオが郵送されてくることもあります。本番は短い(30分アニメの場合だと2~4時間で録り切ってしまう)のでしっかり練習しておく必要があります。

2、演出方針の説明

 当日録音スタジオに声優が集合した後、まず音響ディレクター(または作画監督)が演出方針の説明をしてくれます。作品の概要説明から始まり、台詞の変更や細かい演技の指導など各キャラクターの役割まで説明がなされます。

※音響ディレクターさんやエンジニアさんがいる部屋からアテレコをする部屋をみています(今はいらっしゃいませんが)。ちなみ上にある機械がミキサーです!!これで声の音量など色々調節できます。扱うのが難しいように感じますが、声優の学生さんが学校で自主練習する際に使用したりしていますよ!

3、リハーサル

 全体の流れをつかむ意味でモニターをチェックします。声優は台本を読み、作画をみながら自分の台詞以外もチェックもします。また、作画が間に合わない場合が大半で、その場合は赤線(台詞の長さに合わせて赤い線が出てくる)またはキャラクターの名前が画面にでることや線画のみの場合もあります。

4、テスト

 集まった声優が、映像を見ながらマイクの前で台本を読んでいきます。演出方針で与えられた演技指導を踏まえながら演技することになります。映像がある場合は台詞を言うキャラクター名が表示されるのでそれに合わせて声をのせます。

5、演技の修正

音響ディレクターはここで、「ここは一呼吸をおいてから喋ってくださいね」など細かく修正をいれながら進めていきます。この後、ラストテストをしてさらに演技の修正が入ります。

6、本番

音響ディレクターが演技を修正したら、本番に入ります。スタジオに設置されたマイクをそれぞれの声優が交互に使うので、マイクの前にたつタイミングや周りの人の動きを見ることが重要になってきます。30分アニメの場合、前半15分を録り終えたら、休憩をはさんで後半の収録になります。

7、NG・部分録り

 本番でひと通り収録したら、ミスも含めて音響ディレクターが取り直したい部分をブロック、セリフ別に収録します。またガヤ(大勢の笑い声や雑踏のシーンで多くの人が喋っている声)もここで収録します。ガヤは新人やベテランに関係なくみんなで収録していきます。
当日別の予定で来る事ができなかった声優さんは別の日に収録します。

いかがでしたか?家でもテレビ、CDデッキや
ヴォイスレコーダーを使ってアテレコの練習ができますので、よかったらやってみて下さいね!!
1、自分が練習したい台詞を紙に書き写します。
2、その台詞のシーン(映像)を流します。
3、シーンにあわせて喋ります。