第5回「ハイスクール ライブ」を開催
 
昔から歌が好きで、歌手になるというのが小学生の頃からの夢でした。ただ好きなだけで終わるのは嫌だったので、本格的に歌について勉強しようとOSM入学。それまではピアノを少しやっていたくらいでしたが、早く音楽と真剣に向き合いたいという想いが強かったので、不安はありませんでしたね。だけど、入学して最初の半年間は思っていたような活動ができず、毎日が淡々と過ぎていきました。夏休みも終わり、そろそろ焦りだしてきたときに目に飛び込んできたのが、掲示板にあった「韋駄天プロジェクト」のアーティスト募集の張り紙。オリジナルのCDがつくれると書いているのを見て「これだ!」と思い、オーディションを受けることを決意しました。
業界第一線で活躍中の方たちが講師を務めてくださる韋駄天プロジェクト。その指導のもと、学生スタッフたちがライヴ制作・CD制作・プロモーションなどに取り組み、アーティストを盛り立ててくれます。レコーディングやライヴなど、入学前に思い描いていたいろいろなことが経験でき、プロジェクトに参加する前と後とでは生活の様子も大きく変わりました。スタッフとの打ち合わせなどもふくめ、スケジュールは忙しくなりましたが、今は毎日が充実しています。
昨年の10月、韋駄天レコードよりシングル「タビビトノオト」でインディーズデビューしました。そして今年の2月に1st.アルバムとなる『CLOVER』をR&Cレコードよりリリース。「タビビトノオト」はよみうりテレビ系「マルバレ!」の1月から3月にかけてのエンディングテーマにも選ばれ、テレビから自分の歌声が聴こえてきたときは嬉しいのはもちろん、ちょっと不思議な感じにもなりました(笑)。ライヴやレコーディングのときに、いつも心がけているのは、一つひとつの言葉をていねいに歌い、聴いている人たちにしっかりと歌い手としての想いを伝えるということ。将来的にはメジャーデビューをするのが目標ですが、とにかく大好きな歌をこれからもずっと続けていきたいですね。