一般公開試写会&ティーチイン開催!!

「1通のメールからはじまる『私』の忘れられないストーリー」少女が思春期に覚える偽りの自分と、本当の自分を見つけていく情景をリアルに力強く描き、多くの女性たちの共感を得ている映画『あしたの私のつくり方』。その一般公開試写会が、4月25日OSMのLS・1スタジオで開催され、なんと市川準監督が来場!! 試写後に、一般応募のお客さまやOSM在校生からの質問に監督が答えるティーチインが行われた。

イメージ▲いつもはライブやイベントが行われているLS-1スタジオが一変して映画の試写会場に。市川準監督によるティーチインでは、観客と様々な質疑応答が行われた。数々の企業CMや映画を手がけた市川監督とすぐ目の前で直接話ができるのもOSMならではだ

実は、この映画の音楽を担当しているのが、当時OSM在校生であったサウンドクリエーターコースの佐々木友里さん。佐々木さんは在学中に、OSM講師であり映画やCMの作曲を手がける周防義和先生に推薦され、今回の大抜擢となった。試写会当日には、佐々木さんも来校。映画音楽制作にも踏み込んだティーチインとなり、作曲家を目指すOSM在校生にとっても興味深い内容となった。
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▲会場には、映像系の学生が多数参加。専門的な質問も飛び出した
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▲この映画の音楽監督を務めたOSM卒業生の佐々木友理さんも試写会場に駆けつけ、監督に花束を手渡した
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▲監督は、会場からのの質問に、制作のエピソードなどを交えて、丁寧に答えてくださった
市川 準 監督 プロフィール

数々のヒットCMを演出。1985年に、カンヌ国際広告映画祭で金賞を受賞する。1987年に『BU・SU』で映画監督としてデビュー。『つぐみ』『大阪物語』『トキワ荘の青春』『竜馬の妻とその夫と愛人』など、多くの映画で監督や脚本を手がけ、『東京兄妹』でベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞、『東京夜曲』でモントリオール世界映画祭最優秀監督賞、『トニー滝谷』でロカルノ国際映画祭審査員特別賞、国際批評家連盟賞、ヤング審査員賞をトリプル受賞するなど、日本映画界の第一人者。


監督の表現への細かなこだわりが、とても勉強になりました
自分が過去に同じ経験をしたことを思い出して、すごく共感できる映画でした。映像的には、市川監督が細かな演出の部分まで話をしてくださったので、表現へのこだわりがとても伝わってきました。今回の試写会はただ映画を見ただけではなく、いろいろなことを考えさせられる良い経験になったと思います。

TV番組放送制作コース 1年  清水くん
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自分自身を見つめ直すきっかけを与えてくれた映画です
前から見たい映画だったので、この試写会はうれしかったです。一番印象に残っているのは、TV電話のシーン。私にも自分に嫌いな部分がたくさんありますが、それも結局自分自身なんだということに気づかされました。市川監督のお話も聞けたこの試写会は、自分を見つめ直す機会になりましたね。

TV番組放送制作コース 1年  福島さん
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