タレントを支えるスタッフたち。それがあってこその芸能界。
2005/1/17
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有限会社パートナーズ・プロ
マネージメント事業部
デスクマネージャー
田中 さん
ソロヴォーカリストコース卒業

有限会社パートナーズ・プロ
NHKや大阪テレビ、ABCラジオなどに出演するアナウンサー、タレントのマネジメント業務を行う。また俳優や声優、タレントの養成や、ブライダル事業なども手がける。

入社して知ったスタッフの世界。こういう関わり方もあるんだ。
デスク兼マネージャーとして、60人近い所属タレントのスケジュール管理や営業が仕事です。営業というのは、TV・ラジオの制作会社やイベント制作会社に、所属のタレントの出演交渉などをすることですね。本校で学んでいた専攻はヴォーカリストコースだったので、今の現場はほとんど知らなかった世界。最初はよくミスもしましたが、今では裏方の世界も含め、全体の動きが把握できるようになりました。けっこう人見知りなので、いまだに制作会社さんとの打ち合わせなどはちょっと緊張しますね。
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友だちはちゃんと夢を持ってる。じゃあ私の夢って何だろう?
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音楽の仕事がやりたいと思ったのは、高校3年になってからなんです。それまでは、歌うことは好きだったけれど、専門学校に進もうとは思っていなかった。大学に行こうかなと悩んでいたとき、同じ演劇部にいた同級生が「俳優になりたいから専門学校に行く」といったんです。「ちゃんと夢を持っているんだ」と感動して。私も、「大学ならいつでも行ける。ほんとうにやりたいことをやってみよう」と思ってOSMを選びました。母は「自分のやりたい道に進みなさい」といってくれましたが、父はちょっと心配だったようですね。もちろん、今では応援してくれています。
デスクを並べる同期入社の平井祐子さんは、
姉妹校コンサートツアーマネージャーコースの卒業生。
本校で学んだ私の財産。それは同じ夢をもつ友人たち。
学校ではステージに立って歌えることが、なによりうれしかった。同じ夢や趣味をもつ友だちもたくさんできたし。今の会社に入社したきっかけは、先生から「マネージャーの仕事がある。受けてみないか」といわれたんです。やっぱりヴォーカリストになりたかったから、ずいぶん悩みましたが、これまでのとは違った目線で業界の中が体験できると思ったんです。今はとにかくマネージメントを覚えることで精一杯。今の仕事がしっかりこなせるようになったら、趣味でいいのでバンドを組んで、ライヴハウスなどに出演したいと思っています。 写真
有限会社パートナーズ・プロに所属のタレントは約60名。
本校の卒業生も10人ほど所属しているという。