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制作デスクとして、DJの仙石幸一さんなど所属アーティストのスケジュール管理やラジオ番組出演へのブッキングをしています。とにかく時間のコーディネートや連絡のやり取りが大変!もしミスがあれば、アーティストやスタッフの方々に大きな迷惑がかかりますから。会社が企画したライヴイベントでも、スタッフとしてケータリングやアーティストの誘導などを担当したりしています。学生の時は、「現場でラジオをつくりたい!」と思っていましたが、会社に入ると、何でもやらなくちゃいけない。PAエンジニアコースに1年間いたので、イベントを経験したのが、今役に立っていますね。 | スタッフはほとんど現場に出ているので、南さんが連絡業務を行っているという。 |
いろいろな学校の体験入学に行ったのですが、この学校がイチバン居心地が良くて。先生もすごく親切にしてくれたんです。もともと音楽に興味はもっていましたが、高校生の時はライヴに行くぐらい。でもそのとき、裏方のスタッフがされている仕事がおもしろそうだなと思って。それで最初、PAエンジニアコースを選んだんです。そのうちラジオ制作にも興味が出てきて、2年生になるときにラジオ番組制作コースに変更しました。でも同学年の人とは1年間の差があったので、最初はついていけなくて…。だから1年生の授業も2年生の授業も両方とって、人の倍ぐらい勉強しましたよ。 |
学校の先生に今の会社をすすめられ、面接を受けて採用いただいたのですが、最初はうれしいというより不安。「私に務まるのかな…」と思っていました。現場作業は学校で経験していたけれど、制作デスクはわからなかったから。でも働き始めたら「私にもこういうコトができるんだ!」と自信がついてきましたね。 将来的にはラジオ番組をプロデュースしたい。DJがずっと話すだけでなく、カフェなどでも流せるような音楽中心の番組。最近はたまにラジオの原稿を書いたりもしています。会社の先輩ディレクターの方々のように、自分で番組が作れたらいいな思いますね。 |
(C)メデイアフォーラムジャパン |
南さんがスケジュール管理するアーティスト“feel my way”は、男性ギタリストと、女性キーボーディストで構成されたユニット。 |