いつか自分がまいた種を、ビジネスとして咲かせたい。
 
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株式会社エー・アンド・ケイ 
ミュージックシャワー事業部 ディレクター
浅井雅彦さん
作曲・編曲コース卒業


株式会社エー・アンド・ケイ 
新人アーティストの発掘と開発・マネージメントを中心に、原盤制作・音楽著作権管理やプロモーション、ラジオ番組制作などを手がける。株式会社ホリプロと業務提携。エー・アンド・ケイ役員でもある和田アキ子さんのサポートなども行う。

学校で経験してきたことが、この会社なら活かせそうだ。
ボクが学校で専攻していたことは、作曲と編曲。でも、今の仕事はその逆の内容なんです。受注した企業のイメージソングなどを、制作ディレクターとしてアーティストや作曲家、アレンジャーに発注・管理する仕事が中心です。本校の先生から「ディレクター職で募集がある。受けてみないか」といわれたときは少し悩みましたが、学校のプロジェクト参加や企画などでビジネス感覚は経験していましたから、「ココなら学んだことが活かせるかもしれない」と思って今の会社を受けました。面接では、そのことをアピールしたのが良かったのかもしれません。 写真
ディレクターとして採用されたのは、幅広い業務を学んでいたことが評価されたから。
楽譜通りに演奏するなんて、ツマンナイ!
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上司であるディレクターの方とのスケジュール確認なども、 大切な業務のひとつだ。
もともと3歳の頃から、ピアノを習っていたんです。でも、だんだん楽譜通りに演奏するのがイヤになってきて。自分流にアレンジして演奏したほうが「楽しいな」と感じました。その頃ですね、家にあったパソコンでDTMを始めたのも。本格的に学びたいと思ったら、本校を選んでいました。機材も充分だったし、何より『ダブルメジャーカリキュラム』で、授業が柔軟に組めることが魅力だったんです。1学期ごとに変更もできるし。さっき話したプロジェクトは、『ディバイスワールドプロジェクト』のことです。実はここで、ホームページの制作や、学園祭などへのアーティストのブッキングを担当。それが今の仕事に役立っていますね。
あっ、コレが自分にとって、天職になるかもしれない。 写真
学校でもいろんなことを学んだけれど、実際の現場では初めて体験することたくさんあります。ビジネスとなると、スピードが違いますから。いつかは自分でつくった楽曲をアーティストに提供して、レコーディングやプロモーションまで、すべてを自分の手でやりたいですね。学校で、エンジニアやアーティストをブッキングし、スタジオでレコーディングするまでの授業を体験したんです。それを本当のビジネスとしてやってみたい。自分で種をまき、自分で大きく成長させて美しい花を咲かせるまでを追いかけたい。それが今の夢ですね。