担当アーティストを、音楽の世界でトップにする。それが私の目標。
 
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ミュージカル俳優
オフィス ユウキ所属

江部 さん
ミュージカルや舞台「狼人街」をはじめ数多くの舞台に出演!
東京の帝国劇場や梅田コマ劇場、博多座などで、ミュージカル俳優として活躍中の江部さん。これまでに「狼人街」「ミー&マイガール」「ロミオとジュリエット」をはじめとする数多くのミュージカルに出演。またNHK「紅白歌合戦」でのバックダンサーなど、テレビ番組でも活躍中だ。「俳優、ダンサーとして自分の歌や踊りをレベルアップするのはもちろんですが、仕事で関わった方たちとの人間関係もすごく大切。これまでの人との出会いが、今の仕事のすべてにつながっています」と江部さんが語るように、プロデューサーや共演者、レッスンを受けるダンススタジオの先生など、これまでに築いてきた人脈が、仕事の依頼やオーディション情報の発信源となっている。「新人の頃はオーディションに落ちた場合も、スタッフの方に名前だけでも覚えてもらおうと、積極的に自分を売り込みました」。こうした地道な努力が、現在の江部さんの活躍につながっている。


江部さんがミュージカルに目覚めたのは、高校のとき。「きれいな衣装やメイクをしてもらえることへの興味もあって、演劇部に入ったんです。文化祭などでの舞台発表を重ねているうちに、人前で踊ることの喜びを知りました」。そこからミュージカルに魅せられていった江部さんは、ダンスを基礎から学ぶためにOSMに入学。卒業後は母校で非常勤講師を務めながら、プロとして舞台にも立ち、ミュージカル俳優としてのキャリアをスタートさせた。そして24歳のときに、活躍の場を広げるために上京。「さまざまなオーディションを受け、並行してレッスンに通い、あとはバイトの毎日。大変でしたが、ミュージカルの舞台に立つという夢があったので、あきらめることはなかったですね」。


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プロとしてスタートを切った最初の頃は、とにかくがむしゃらに、どんな役柄にも挑戦していったという江部さん。「オーディションや本番の舞台でキャリアを積んでいくうちに、いつの頃からか自分を活かせる役柄が見えてきました。客観的に自分の個性をつかむことにより、オーディションなどでも売り込みやすくなりましたね」。自らの個性を発見し、今では第一線で活躍する江部さんだが、現在もダンスはもちろん、ヴォイストレーニング、演技などのレッスンは欠かさない。「今でもオーディションのときは緊張します。オーディションで緊張しない人はいないので、失敗を恐れず、最初の頃は積極的に何にでもチャレンジしていけばいいと思います。そのなかで人脈を築くとともに、自分だけのカラーをみつけていってください」と最後に後輩たちにメッセージを送ってくれた。