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制作された邦楽アーティストのCDを、雑誌やTV放送局、ラジオ局へプロモーションするのが主な仕事ですね。いく人ものアーティストを同時にかかえることもあります。やはり多いのはラジオ局。ディレクターやプロデューサーの方々に、音楽を紹介したり聴いていただいたりして、番組で扱っていただけるようにアピールするんです。インストアライヴに同行したり、タイアップ企画を組んだりもします。アーティストの音楽をどうプロモーションをすれば、よりターゲットの耳へ届くか、常に戦略を練りながらの仕事です。 |
CDの発売プレミアムをプレゼントとして雑誌やTVに提供することも仕事のひとつだ。 |
プロモーター職の面接では、ひたすら 笑顔を絶やさず、誠実さをアピールしたという。 |
中学生の頃は音楽にまったく興味がなくて。きっかけは『ゆず』さん。それでライヴに行ったり、CDを買ったりし始めました。CDジャケットの裏面にスタッフクレジットが載っていますよね。変かもしれませんが、私、そっちに興味を持ったんです。コレって、どんな人で、どんな仕事なんだろうって。進学のとき、大学か専門学校か悩みました。でも、少しでもはやく業界のことが知りたい、やってみたいと思って、本校へ入学。この学校を選んだ理由は、スタッフ系のコースも充実していて、いろいろな裏方の仕事が見られると思ったからです。 |
在学中はプロジェクトなどにも参加していましたが、なぜか著作権の授業とか、ビジネスマナーの授業が好きだっだんです。2年生の冬、先生から「BMGファンハウスが、プロモーターを急募している」と聞いて面接を受けることに。実はそのときの担当上司の方が、本校の先輩だったんです。今の仕事は、人と会うことがとても多い。それが仕事かなと思うぐらい。だからこそ、ビジネスコミュニケーションはとても大切だと感じています。常に新しいアーティストを担当していくので、そのプロモーション成果を上げるのが今の目標。担当したFMラジオから、自分が関わったアーティストの音楽が流れてくる。その瞬間が、最高にうれしいときですね。 |
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