音楽・ダンス・エンターテイメント業界とともに人材育成する学校

受け身の授業じゃ成長はしない。
自分でどうするか、どうしていきたか。

受け身の授業じゃ成長はしない。
自分でどうするか、どうしていきたか。

卒業生インタビュー

商業音楽科 コンサート企画制作コース卒業 2015年卒
舞台監督 安村僚さん

有限会社ティーズプロジェクト

ROCK IN JAPAN FESTIVAL、MEET THE WORLD BEATなどの大型野外ロックフェスにて舞台監督として手掛ける。

※ROCK IN JAPAN FESTIVAL: 日本最大級の野外ロック・フェスティバル
※MEET THE WORLD BEAT: FM802が主催している野外音楽フェスティバル

音楽を好きになったきっかけを教えてください。

 僕の父親が昔からずっとコレクションしているレコードを聴いたのが最初のきっかけです。The Beatles(ビートルズ)を聞いて「すごい」と思ったのが、音楽にのめりこむ瞬間でした。音楽を好きにならなければ今の自分がなかったと思うと、人生の転機ってどこにあるのか分からないですよね。

舞台監督になろうと思ったきっかけはどんな時だったのですか?

 僕は高校生のとき、軽音楽部に所属していました。部活内で組んだバンドの大会が大阪城野外音楽堂で行われ、そこで関わってくれた方が舞台監督だったんです。緊張する僕たちに明るく話しかけてくれたり、真剣に進行の仕事をする姿を見て、僕もその人のようになりたいと思いました。
  学校の中ではLIVE WONDER!というライブを制作する授業がありました。バンドを組んだりイベントの進行をした経験は、今の仕事に繋がっているというのを感じます。

在学中はどのような学校生活を過ごしていましたか?

 学生生活は2年間という限られた時間しかありません。何事もまずは挑戦しようと決意しましたし、また使えるものはしっかり利用していこうと考えていました。サマーソニックの現場実習があったのですが、そこでも単に現場の雰囲気を学ぶだけではなく帰ってきてからも現場で戴いた図面を広げ、自分なりに考えて一生懸命に勉強をしていました。

仕事をしていて楽しい瞬間と大変な時を教えてください。

 もちろん大変なことは多いです。ですが本番が始まって一発目、お客様の歓声を聞くとこの仕事をやっていてよかったとやりがいを感じられます。次も頑張ろうって思えますね。大変なことは……単純に朝早いのがしんどいです(笑)

現在の目標はありますか?

 この仕事をしていて一番嬉しいのは、アーティストやスタッフから「ありがとうございました」と声をかけて戴いたり、お礼を言われるときなんです。だから、これからも誰かに必要とされる人間になっていきたいですね。

これから音楽業界を目指す中学生や高校生の方たちにメッセージをお願いします。

 何事もやってみよう!と一歩を踏み出すとき、その背中を押してくれるのが「好き」って気持ちなんだと思います。だから、いつまでもその気持ちを忘れないでほしいですね。自分がこれだと決めたものに対して一生懸命やれば、いつか答えは見つかるはずです。その答えが正解かどうかは分かりませんし、結果によっては違うことへ挑戦してみたいと思うかもしれません。ですが僕はそうやって一生懸命に考えることが大事だと思います。
 しんどいときって、好きだって気持ちを忘れそうになるんですよね。そんな時こそ初心に返ることが大切です。好きだから続けられるものを見つけてください。

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