音楽・ダンス・エンターテイメント業界とともに人材育成する学校

真面目ではないけどいつだって真剣。
生き様をみせてこそプロフェッショナル。

真面目ではないけどいつだって真剣。
生き様をみせてこそプロフェッショナル。

卒業生インタビュー

ベースプロフェッショナルコース 2016年卒
ベーシスト 葛城京太郎さん

葛城京太郎

日本のストリートから世界へ飛躍した、いま最もバズるミュージシャン。
2016年より、【Kyotaro&Rikuo】としてストリートを始め、その圧倒的なパフォーマンス動画が世界中のSNS・ネットニュースに取り上げられ、現累計は2000万回再生を超える。
2017年には無一文で1人ベースを持ち、日本47都道府県ストリートライブを達成。
2018年、アメリカで行われた世界最大の楽器フェス【NAMM SHOW】のライブを敢行。
また、ドラムやギターも演奏し、CM・ドラマ、映画等のサウンドクリエーターとしても活躍中。
NAMM SHOW
さかいゆう / Fight & Kiss
サントリー×メンズノンノ CM楽曲提供

音楽を始めたきっかけを教えてください。

2010年8月1日に突然閃いたんです。「今日から毎日楽器をやろう」って。それで、家にあった父のアコースティックギターを手にしたのが、音楽に触れた最初のきっかけでした。目標を立てたその日から今日まで音楽を続けています。
初めはアコースティックギターでしたが、そのあとエレキギター、ベース、など自然な流れで変わっていきました。
ちょうどそのころにOSMを知り進学を決めました。応援してくれた親には、自分の本気が伝わったからだと思いますし、感謝しています。

学生時代で印象に残ってることはありますか?

学校のスタジオは自由に使うことが出来たので、とにかくハチャメチャに音楽をしていました。(笑)
学校はもちろん技術を学ぶ場でもありますが、「人に学ぶ」「人を学ぶ」ということを意識していましたね。イベントを企画して、リーダーをして人と関わることによってモチベーションが上がっていくのは今でも変わっていません。とにかく「人」が好きなんですよ。

ストリートに出るようになったのは卒業をしてからです。人ってそれぞれ好きなものや趣向がありますよね。それでも、無条件に生で良いと感じるものを表現したくてストリートに出るようになりました。好きな人もそうでない人も立ち止まって演奏を聴いてくれる。ツイッターでバズったのもそのあたりからです。

今されているお仕事について教えてください。

まず路上でのストリートライブ。これは今でも続けています。
仕事としての依頼はレコーディングやCMの楽曲提供、ライブでのゲストサポートミュージシャンなど様々です。すべて人とのつながりや縁で音楽をしています。
バンドマンやダンサー、企業の方など、いろんな人と関わって仕事をできるのがおもしろいです。昔からそうですがいろんな人が集まるところに片足を突っ込んでいきたくなるんですよ。でもそれって軸足がブレたら引っ張られちゃう。軸足が大切なので、そこを磨いています。
それから、毎日が楽しくて仕方がない。それを人にも伝えていきたい、分けていきたいという衝動に駆られます。やめられないし、そんなことを考える余裕もないくらい熱中しています。

どうすれば“好きを仕事に”を叶えることができると思いますか?

僕は決して真面目ではないけど、真剣にやっています。これだけは胸を張って言えます。失うものなんて何もないからいつでも死ぬ気で向き合っています。その姿だからこそ伝えていけるものがあると思っています。パワーというか、パッションというか。
同じくらいベース上手いやつがいたら、そりゃあおもしろいやつと仕事したいってなりますよね。僕もそうでありたい。
プロっていうのは、その道でお金をもらうことではなく、生き様をみせてこそプロだと僕は思います。技術ではない人間力に人は惹かれるのではないでしょうか。

中学生や高校生、これから職業を目指す方たちに
メッセージをお願いします。

未熟は罪でない。本気でないことが罪です。
パワーがあれば挑戦できます。成功することもあれば失敗することもある。成功は自信となり次のパワーになります。失敗したことは経験になる。不思議だけど、それもまたパワーとなって次へ進める。良い循環というか、その渦の中に入っていけるかどうかが大切です。
時にはうまくいかなくてへこむときもあるかもしれない。でも、最近気づいたのは、へこむかどうかは自分が選べるということ。自分が選んだなら、例えへこんだ時間を過ごしたとしても有意義なはずですよね。
それから、人を楽しませようと思ったらまずは自分がわくわくしないと始まらない。好きなことを仕事にするならまずそれが基本です。
あとは友達を大切に。
先輩や後輩など、前にも後にもいろんな人がいてることはすべて自分の支えになっています。だからこそ、そこに存在して意味のある人、価値のある人に自分もなっていきます。自分の名前がブランドであるという誇りを持って天下獲ります!!

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